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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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峯子は、17年11月ごろから19年春ごろ
日本に戻って来るまでの間
満洲の海城という町で暮らしています。
家族官舎は、水道も電気もひけて
文化的な生活ができていたようです。

17年9~10月、
渡満が決まり、嬉しくて落ち着かず
引っ越し準備もソワソワと、何を持っていくのか、
出発の日まで、あれこれ迷っている頃の手紙も
なかなかに興味深いものがあります。
峯子の心配は
家財道具のことばかりでなく、
学校に上がる年齢になる長男の教育のこと、
窮屈な生活になるのでは、と
知らない土地で暮らすこれからの生活に
あれこれ不安はいっぱいでしたでしょう。
しかし、栄のお側に行ける喜びは
待ち焦がれていただけに、
ひとしおだったことだと思います。








でも、
峯子の望んでいた
親子水入らずの生活とは違っていて
半分は失望も味わっていたのかもしれません。
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HN:
大場書簡を読み解く会
性別:
非公開
自己紹介:
2011年2月に出版。
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