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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
青い目の人形は、大場栄さんが独身の頃赴任していた御津南小学校にも残されています。
愛知県には4体の青い目の人形が存在しますが、そのひとつ、
ヘレンちゃんという名前です。
二人のお手紙には、御津南の思い出に人形のことは書かれていません。
あつあつおでんの話題や、
講習会の会場で恋人時代の思い出で、
御津南は登場します。

峯子さんには、栄さんしか映っていなかったから(?)
人形は目に入らなかったのかも?

でも、ミス愛知(答礼人形)のお里帰りの展示会に
会場に飾られるようですので、
是非見に行きたいですね。

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現在、2月末までホテル竹島で、
栄さんと峯子さんのラブレターの一部
竹島海岸関連部分のミニパネル展示中です。
お手紙の抜粋の他、
栄さんがモデルになったサイパンでの活躍を描いた
映画「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~」の紹介パンフレット、
峯子さんの「本当の最後の手紙」コピーと現代仮名翻訳も展示しています。
この手紙は、投函されなかったため、別になっていて発見が遅れ
出版本には編集されず漏れてしまいました。
栄さんがサイパンで生きていると分かってから、
おそらく実際に帰国できると連絡があってすぐ書かれたものと思われます。
この手紙から、判明したことが多々ある貴重なお手紙となっています。
本編のコピーは、縮小版で読みにくいですが、
裏に現代仮名遣いにしたものを付けていますので、
ぜひお手に取ってご覧ください。
宝飯銃後新報 17年3月1日号
「長沙市街戦に殊勲たてた 大場栄中尉は蒲郡町出身」

この記事は、大毎(大阪毎日)新聞を要約したものとしています。

この戦いには裏ドラマがあります。
長沙戦は1月のことですが、
栄負傷の記事はあちこちに書かれ、
峯子の17年1月24日、25日の手紙には
1月18日の新愛知新聞に大場隊の活躍とともに
大場栄(静岡出身)の戦傷記事があったと書かれています。
実際は静岡ではなく、蒲郡の大場栄の間違い記事だったと後に判明します。
====一部引用====
峯子 17年1月25日
一月十八日の新愛知新聞に、
大場榮隊長のめざましい戦功が記載されておりました。
そして、戦半にして、惜しくも傷付かれて、
水島少尉に後事を託して云々とございました。
大場隊長の住所は、静岡県浜名郡芳川村とございましたので、
色々と調べました所、大場范一中尉のご住所で、
貴方様のお名前が出ておりました由。
牧山のお母様も峯子も、きっと貴方様がご負傷なさいました事と
毎日案じております。
二日ばかり遅れて、大阪毎日にも、
同じような記事が記載されておりました。
やっぱり、大場榮、静岡県浜名郡芳川村でございました。
豊橋連隊司令部へも照会いたしました所、
どちらの大場とも分らないでしまいました。
人伝てに伺いますと、芳川村の大場家でも、専らご心配の由と伺います。
人一倍お寝坊の峯子も、日夜案じ暮して、夜も落着いて眠られない程でございます。


======

峯子や家族の心配は募ります。
8月12日朝日新聞三河版に。



昨日は台風で閉鎖になってしまったナビテラスですが、
明日は明日で会場の都合で、
一部使えない場所があるというので
レイアウト変更に行きました。
少しコンパクトになっています。
ついでに、誤植プリントミスの部分も貼り替えました。
追加のミニパネルもあるんだけど、
どれか、分かりませんね。



(*^o^)/\(^-^*)



蒲郡駅前ナビテラス(観光交流センター)にて開催中の
『大場栄と峯子の戦火のラブレター』の手紙展示会
当時、まちは輝いていた
と題して昭和十年代の蒲郡の町や暮らしに関する記述を中心の展示会です。
以前の展示会とは、一味違って
別の視点で観賞できます。17日まで、朝は10時から夜の8時まで
休みなしで開催です。
どうぞ、お出かけください。
なお、編集者のお話会は 9日、10日、17日の
午前11時、午後2時 に開催します 。
こちらもお楽しみに。

地元蒲郡新聞や大手中日新聞、中京TVにも取材され報道されたので、
市内外の方の来場が期待されます。

春といえば
桜の開花宣言や予想がニュースにもなる国ですので、
咲いた・散ったと花見に出かける人も多いですね。

栄も春が好きでした。
峯子は花の咲く春以上に、「我が家の春」を待ち望んでいました。
五号(二人で暮らしたスイートホーム)の桜には嫌われて
一度も見られなかった峯子ですが、人一倍春を待ち侘びていました。
桜にまつわる二人のエピソードは数々あって、
このブログにも桜の話題は何度か書いています。
左のフレーム「ブログ内検索」にキーワードを入れていただくと、
あれこれ記事が出てくると思います。

このブログの読み方
二十四節季では今年2月19日は雨水に当たります。
雨水(ウィキペディアより)
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。
実際は積雪のピークであり、それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、
衰退し始めると見ることもできる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。

実際、今年は大雪の被害で大変な地域が多いですね。
まだまだ春は遠し・・・・・



手紙集「明日からは百姓になります」という本のタイトルですが、
なんだか、脱サラみたい?ww
説明しないと分かりませんね。
小笠原久雄さんの最後のお手紙を読むと、
その意味の重さが分かると思います。
わたしは、てっきり「いとしのテルノ」と思っていたんですけどね。

蒲郡勤労福祉会館内1階のかふぇビーンズ内ギャラリーで現在開催中の
いとしのテルノ 兵士の熱愛ラブレターミニパネル展」展示品を見ると、
タイトルの変遷が分かります。
見どころもご参考までに。








蒲郡勤労福祉会館内かふぇビ~ンズギャラリーで開催中の
いとしのテルノ」兵士の熱愛ラブレターミニパネル展」ですが、
小笠原久雄さんの13ヶ月にわたる手紙のなかで、
いくつかのドラマチィックな場面があるのですが、
その中でも一番のクライマックスのお手紙が、
父の面会時に渡された報告書の裏に書かれたものです。

こんな報告書は外に出してはいけない軍事機密だと思うのですが、
ペンのためし書きもした跡が見えて、
裏面にビッシリに久雄のほとばしるような心情が書かれています。
編集中の翻訳部分と見比べて見てくださいね。




お正月飾りも、そろそろお終いかしら?
もちい飾りは、
峯子のところでは、おばあさまが作っていましたね。
紅白の餅を、枝に着ける正月飾りです。
旧正月に飾るらしいですが、
地方によって花餅と言ったり、
形も上からしだれる枝につけたり、下から伸びる枝につけたりと
いろいろですが、
中部地方では広く飾られているようです。





年末にも書きましたが、
昨年の1月11日からマイペース更新という方針にしてから
ちょうど1年経ちましたが
3日に一度という、結構ハードな展開www
(良く続いているなあと我ながら感心)
これも、栄さんと峯子さんのドラマチックな生きざまと
お手紙の多さによる数々のエピソードのおかげですね。

このブログの読み方も参考にしてお楽しみください。


開催中のがまごおり市民まちづくりセンターのミニミニ展示会ですが、
校正中の冊子状態の原稿が置いてあります。
何度か目の校正ですが、
送り仮名の訂正や、表現の統一など
かなり赤が入っています。
まだ、きちんと時系列に並んでいない部分もあったかなぁ?
それでも、見落としがあって、
う~~む・ひぇ~~(×0×)です。
2011年の2月出版を前にして、
なかなか進まない作業の毎日
挫折感を乗り越えながらの校正作業
2年前の秋は、とっても大変な時期でしたね~~。


朝の冷え込むようになりました。
流石霜月。
本屋の店頭に、カレンダーが並ぶようになりました。
カレンダーと言えば、
栄の手紙に同封された日めくりの一枚
思い出されます。
峯子の待ち侘びるお帰りの日が
少しでも近付くとの気持ちで
毎日を過ごしていたのでしょうね。
一日が無事に過ごせたとの
安堵に似た気持ちも込めていたのでしょうと思います。





島根県の竹島が話題になっておりますが、
全国には、いくつも「竹島」という地名があるようで、
鹿児島や宮崎、高知とか、
山口や岐阜にも竹島町があるそうです。
こちらのブログでよく書いております
栄と峯子のデートスポットになっている竹島は、
三河湾に浮かぶ無人島、
平和な天然記念物の竹島ですので、
お間違いなく。







峯子を栄のお手紙は、大変数が多く、
出版した「栄と峯子の戦火のラブレター」には
収録できなかったお手紙が多数あります。
重複する内容や、二人以外に関連する話題など
随分カットしてしまいましたので、
せっかくパネル展に来ていただける方には
少々ですが、未収録分も展示しますので
見ていただきたいなと思います。
2012年 7月24日(火)~8月10日(金)の
ミニパネル展inカフェビーンズ
お待ちしています。
明日・明後日とお天気が悪そうで、
天の川は見えそうもないですね・・・・
逢瀬を心待ちにする牽牛と織姫は、
栄と峯子の気持ちと重なります。
昨年の7月7日の記事
記念日の7月7日
二人にとって思い出の日になっています。






今年の7月1日は、国際時計の時間調整のため、
1日に1秒だけ長くなる「うるう秒」なんだそうですね。

栄と峯子の時代は、
旧(太陰)歴を使っていたので、うるう月があったようで
6月が2回あったと書いています。

===一部引用===
峯子  16年8月30日

九月四日から旧盆でございます。
本年は(六月)潤年で二回六月がございましたので、
お盆が遅れましたので休中ではございません。


===



この部分を探すのに、
6月がうるう月という記述を覚えていたので、
6月に書かれたものを3回も見なおしたのに、出てこないで
検索でやっと8月分に入っていたのを、見つけました。













緑の日に、書こうと思っていたのに、
つい過ぎてしまいました。
5日に一度のお便りが
なかなか守れないとケンカの種にもなっていましたが、
こうして見ると、
継続してお便りを書く難しさが実感されます。

ということで、
2日遅れで、緑についての記事です。
緑は、栄の好きな色・・・・
新緑の季節は、
長い大陸の冬からの解放を思い出させるのでしょう。
緑の春の描写が素敵です。
栄の感性が光っていますね。





大陸で新年を何度も迎えた栄ですが、
17年の正月以外に、14年の暮れにも戦傷をしているので、
何時のお手紙なのか特定するのに苦労しました。
手掛かりがあればまだ見当もつきますが、
ヒントがつかめず、順番がよく分からないお手紙も
実はまだいくつかあります。

===一部引用===
峯子 1月
今日もまた、灰色の空から冷たい粉雪がチラチラ降っております。
寒に入ってからめっきり寒さが厳しくなりました。
戦線のお寒さはひとしお肌をさす事と存じ、
ご労苦の程ご察し申し上げます。
ご戦傷のご経過は如何でいらっしゃいますか。
お寒い折故、ご快癒も手間取れます事とお案じ申し上げます。


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HN:
大場書簡を読み解く会
性別:
非公開
自己紹介:
2011年2月に出版。
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