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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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戦地では怪我は付き物ですから、
軍医や病院もなかなか充実していたようです。
栄も何度戦傷で入院していますし、
盲腸(虫垂炎)でも手術しています。
薬で痛みを散らす事もできるが、
本部を遠く離れて
第一線の戦闘中にでも発病したら
命にもかかわる事なので、
思い切って手術したとあります。

===一部引用===
栄 15年秋

地方と違って隊では手術も簡単です。
必要とあらば脚の一本や二本はおろか、
脳でも腸でも手術する進歩した医学ですから、
虫垂炎位心配には及びません


=====

執刀医は、
ベルリンオリンピック金メダルの前畑選手の
ご主人だったようです。
峯子たち家族にも心配かけないよう、
配慮の記述が見られますね。


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戦地の状況
峯子も、その返事に
三度目の入院が盲腸とは!」
と、(驚いたのかホッしたのか)
書いています。
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sakuraさんへ
by 大場書簡を読み解く会 URL 2012/08/04(Sat)11:12 Edit
恐いお医者さん、いますねwww
「医者」はあるいみ、「権威」でもあるからでしょうか。
でも、命を預けるのですから、
信頼できる医者を選びたいものです。
かかりつけ
by sakura 2012/08/03(Fri)17:09 Edit
私の幼少時、かかりつけ医は、
元軍医と言われていた方で、
とっても怖かったです。
そんな医師とのやりとりを
思い出しました。
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