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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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栄さんと峯子さんの交した9年間(恋人時代から)にわたる
お手紙は膨大な数なので、
全部が掲載されているわけではありません
栄が日中戦争時代に出征した上海上陸(12年)から
満洲海城で峯子を呼び寄せる(18年)まで(約230通分)の一部分が
「大場栄と峯子の戦火のラブレター」に掲載されています。
多くのエピソードから
パソコントラブル起こしながらも削って削って残ったものです。
現在開催中の市民まちづくりセンターでのミニパネル展示では、
編集の裏側や、地元の地名の記載されている部分、
出版本には掲載されなかった手紙の紹介などもしています。
たくさん見ていただきたいと、ちょっとずつ入れ替えています。
今週の変更箇所は、
来場者からのご要望にあった、手紙に出てくる場所の地図(三谷周辺)、
ロマンチックな二人の想い出の手紙、
子煩悩な栄の一面が表れている手紙
峯子が満洲に渡る準備中の心境、
峯子の最後の手紙に関して、
栄のサイパンでの活躍を伝える生存記事(昭和20年12月4日)コピー
などです。


特に、「峯子の最後の手紙」は、
栄の戦死の報が入り自宅葬を出した年末に
サイパンで生きていたということが分かり、その一年後に、
栄が実際に帰って来るという直前に書かれたもの。
内容は、19年2月に二人が分かれてからの
その後2年間の事が記されている貴重な手紙となっています。
文面の最後には、
栄の最後の戦場への出立を見送りができなかった
心の痞えを吐露しています。












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HN:
大場書簡を読み解く会
性別:
非公開
自己紹介:
2011年2月に出版。
引用文の無断コピーはご遠慮下さい。

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