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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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峯子は、妹の洋裁を手伝って
栄の妹たちのコートを仕立てたり
もう手には入りにくくなってしまった純毛の
毛糸で編み物などもしたようです。

出来上がったセーターは、
慰問品として戦地にまで届けられます。
しかし、11月末に出た峯子の荷は、
栄の所属部隊が変わったことも加わり
12月になっても届かず
早く送らないと春になると言われながら、
ようやく栄の手に渡ったのは、翌年の1月。
戦傷のため入院中のベッドで
手編みのセーターを着ることができるようになったのです。
栄の感謝の言葉が、なかなか良いです。

== 一部引用 ==
栄の手紙より 10073
君の真心のセーターが大変温かい。
峯子の温かさがセーターを通して体に感じる様な気がする


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2011年2月に出版。
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