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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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戦時中に発行された「宝飯銃後新報」の復刻版閲覧が可能になったと
東日新聞(2016.4/9)に記事が出ていました。

記事内容:
大場栄は筆まめで、新聞社などに良く投稿していましたので、
関連記事があるかもしれません。
一度調べてきたいと思います。

====一部引用===

栄 昭和13年2月10日
(前略)
遠くに来ていると、気になるのはお前達の事ばかりだ。元気だろうね。
あまり便りが無いので、僕は心配している。
もし手紙を書く暇が無かったら、三谷で古新聞でもいいから毎日送ってくれ。
出来たら慰問品も送ってほしい。 
俺の豊橋市役所に送った手紙が新聞にあったそうだが、手に入ったら送ってくれ。
明日は紀元節。内地にいたら三大節で学校も日曜であろうか。
僕等も明日は揚子江に沿った有名な○○砲台で遥拝式が行はれる筈です。
また、祝賀会もあります。

=====



東日新聞(2016.4/9

「宝飯銃後新報」閲覧可能に

戦時中の旧宝飯地域知る貴重な資料/閉架書庫資料のため貸し出しは不可
/蒲郡市図書館


2016/04/09


 戦時中に発刊された地域新聞「宝飯銃後新報(ほいじゅうごしんぽう)」の複製が、蒲郡市宮成町の市立図書館で閲覧できるようになった。戦意高揚に主眼を置いた内容だが、蒲郡を中心に豊川、豊橋の一部を含む旧宝飯郡地域を知る貴重な資料だ。


 実物は同市博物館所蔵で、先月まで開かれていた企画展で初公開された。残存部数は少なく、幻の新聞とされる。〈東洋総愛新報は宝飯銃後新報として甦生しました〉の一文がある1939(昭和14)年8月1日号が初号とみられ、以降5年分が保管されている。

 発行は旧蒲郡町の「宝飯銃後新報社」となっている。

 1部は4ページ前後で月2回、発行されていたらしい。戦況のほか、戦死した軍人の葬式の報、子どもたちから兵隊へのメッセージなど戦時色が濃い紙面だ。

 閉架書庫資料のため貸し出しは行っていないが、カウンターで請求して閲覧することができる。

 問い合わせは、市図書館=電話0533(69)3706=まで。


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2011年2月に出版。
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