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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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今朝は朝から雨でした。

==峯子の手紙より==
雨の日は、峯子の心を暗くさせます。
あの日も雨の降る日でした。

===========

あの日」とは、
二人が離れ離れの暮らしを余儀なくさせる
通知の届いた日、
12年の秋、別離の始まりです。
秋雨の降るたびに、
きっと峯子は、寂しく思い出したことでしょう。
この日は、峯子のいくつかの記念日の一つですが、
辛い記念日ですね。

また、ある年は、
託児所のお手伝いに五号に出かけた時も、
記録的な(?)雨が降り続いていたらしい。
栄が中国からの手紙で
「五号へ行っていた頃かと思うが、
豪雨は大丈夫だったか?」
などと書いてありましたから。
峯子は、子どもをおんぶして
ぬかるんだ道を大変な思いをしながら
五号まで歩いたようです。



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大場書簡を読み解く会
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非公開
自己紹介:
2011年2月に出版。
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