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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
栄の手紙には、
ほとんどが年月日が書かれていなくて、
日時・年月不明が多いのですが、
これは、年月の明記された数少ない手紙です。

===一部引用===
栄 13年1月18日
【前略】
俺も元気。
やがて凱戦して、峯子や一弘の側に帰る日を、
未練の様だがおれも待ち兼ねる。
ここもすでに酷寒というであろうか、内地位のもの。
今の生活は、内地の兵営生活とさした変化は無い。
銃声砲声も止んで、
この守備地にも平和な春が訪れるのも遠くはあるまい。


====

兵士として戦争に行く身であっても
であればこそ(?)
平和を願っているのです。

しかし、栄の予想に反し
支那事変(日中戦争)は泥沼に踏み込んだかのように長引き

栄と峯子が海城で一緒に暮らせるようになるまで
さらに5年近くの歳月がかかります。



昨年の今日の記事は、
栄の怪我が新聞に掲載(誤報)された17年のことを書きましたね。

本当に、ドラマチックな人生です。
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2011年2月に出版。
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