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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
13年3月、峯子は、父の勤める三谷町役場の臨時雇いに
ひと月ほど従事することになります。
年度末の業務でしょうか。
そのことについて、栄は次のように書いています。
===一部引用===
栄  13年2月22日
峯子が役場の臨時雇いとなっている件、確に承知しました。
誠にお前にまで苦労をかけて済まないが、それもよかろう。
仕事を一生懸命やったら何も忘れて楽しみも出よう。
また社会学の一面も触れる事が出来よう。
然し、峯子は何処までも子供の母であり、妻である。
しとやかさを忘れては困る。それさえ峯子が自覚していれば、
僕に文句はない。

=====

栄の女性観が表れていますね。
でも、女性教師は、あまりよくは思っていなかったらしい??


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栄の人柄・好み
この手紙の最後に、
===一部引用===
峯子の言った事が解らない事は無いけれど、
馬鹿だね、君は。
其んな気で職を持つと承知しない。
不帰鳥じゃあないけれど、いつかは凱戦する時があるだろう。
解ったね。
遠く離れていればいる程、固く愛と懐しさが一層増加する事だろう。

====

該当する手紙が残っていないので、
峯子が何と言って送ったのか分かりませんが、
「そんな気」というのは、
寂しさを紛らす為とでも
峯子が言ったのでしょうか?
いずれにしても、最後の一行が効いていますね(^0^)
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2011年2月に出版。
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