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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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榮と峯子
相思相愛で結ばれたお二人ですから、
離れて暮らすのは、とっても辛い。
峯子は「さびしい・さびしい」の連発です。
寂しさで病気にもなりそうなくらい。
でも榮や父は、
「軍人の妻が、そんな女々しいことではイカン」と
たしなめます。
峯子は、生活の中では外には出してはいませんでしたが、
「お手紙だと、つい甘えてしまうんです」と、
あ~~~~~ん、女心をを吐露します。
そして、結びが
「背の君さまへ」
分かりますか?


峯子さん、教養あるなぁ・・・・
御自身でも歌を詠んだりしてみえますから、
きっと万葉集もお好きだったのでしょう。
万葉の言葉で、
背(兄または夫)の君」は、
「兄(せ)」の敬称として生まれた言葉です。
「兄(せ)」は「女性が男性を親しんでいう語で、
主に夫・恋人を指します。
my honey といったニュアンスでしょうか。

もう、ラブラブですね。(^0^)

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大場書簡を読み解く会
性別:
非公開
自己紹介:
2011年2月に出版。
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