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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
☆穀雨 [ こくう ]
二十四節気の一つ。
春の温かい雨が降って、穀類の芽が伸びて来る頃。
天文学的には、
天球上の黄経30度の点を太陽が通過する時。

この頃は雨の降る日が多くなり、
穀類の種子の成長を促進するので、
種蒔きの好期となります。

栄の実家は農業をしていましたから、
こうした時期には作物のことを心配したり
支那の菜種や麦畑の情景なども
よく書かれています。

===一部引用===
栄 13年春

未だ草木は芽吹きませんが
一度にパッと
青景色になる事かと存じます。
麦もまだ一寸位しか伸びていません。
してみると
内地より寒いのかも知れませんが
大体大陸は
麦の伸び方は遅いのです。


14年春

中支の戦場にも春が訪れて
荒れた岩陰に、時々タンポポやスミレの
咲いているのを見受けます。
麦が二寸位に伸びています。 
この便りが君の手に入るまでには
麦も四、五寸に伸びる事でしょう


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2011年2月に出版。
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