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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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軍の侵攻中、荷物は行李(こうり)に入れていたようですが、
その保管も結構大変だったようです。
軍服も夏冬の気温差はあるので両方いるし、
重くて困っている様子が記述されています。
中でも、興味を引くのが、
数百通にも及ぶ内地からの妻の手紙をどう保管していたのか?
とても気になります。
束にして紐綴じしていますが、

栄は、送ってもらった防弾チョッキは
重くて苦しくて着ないからと捨てても(ビックリ@0@!)
峯子からの手紙を大事に保管していました。
ですから、こうしてお伝えできるというものです。

・・・・命より大切なもの・・・・だったんですね。


====
栄 10195(15年年末)


一弘の写真もお前の写真も大切に保管している。
お前の便りも殆んど全部保管している。
本に綴じて大体二寸位の厚さになっている。
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2011年2月に出版。
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