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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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参考:ウィキペディアより抜粋

1951年9月8日は、サンフランシスコ平和条のむすばれた日です。
第二次世界大戦における
アメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本国との間の
戦争状態を終結させるため、両者の間で締結された平和条約。

本条約はアメリカ合衆国のサンフランシスコ市において署名され
サンフランシスコ条約・サンフランシスコ講和条約
・対日平和条約・対日講和条約などともいう。

条約によって正式に、連合国は
日本国及びその領水に対する日本国民の完全な主権を承認した(第1条(b))。
なお、第1条(a)にあるように国際法上ではこの条約の発効により、
正式に日本と連合国との間の「戦争状態」は終結したものとされ、
ポツダム宣言の受諾を表明した1945年8月14日や
国民向けラジオ放送を実施した8月15日
降伏文書に署名した1945年9月2日以降にも
戦争状態は継続していたものとして扱われている。

~~~

ソウナンダー 


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国際的な終戦記念日です。
参考:ウィキペディア「終戦の日」

ということで、1945年8月15日は、
玉音放送(昭和天皇による終戦の詔書の朗読放送)により、
日本の降伏が国民に公表された日です。

この日、
大場栄たちサイパン島タッポーチョ山中に潜伏し
ゲリラ戦を続けていた日本兵たちは、
何も知らずにいたのですね。
栄たちの「終戦記念日」は
1945年12月1日。
タッポーチョ山を下り、
戦意の無い事を示すように
自身の軍刀を米軍司令官に差し出すのです。
映画「太平洋の奇跡」でも、
規律正しい日本軍の感動的シーンがありましたね。
DVDでもご覧になれます
あのショットは、サイパン島タッポーチョ山にも掲示があるそうです。
栄の1934年・昭和9年の満洲徴兵から始まる長い軍隊生活も
やっと終わりになります。
栄と峯子の思い出にある御津(みと:現在の豊川市)南。
手紙文中では、約されて「御南(みなん)」とも書かれています。
正月のおでんの味が忘れられないという思い出の学校です。

調べてみると、
昭和2年にアメリカから全国の小学校に送られた1万2千体もの青い目の人形のひとつ「ヘレン」も、御津南部小学校に来ているんですって。
ここでもアメリカとのつながりがあったんですね。
残念ながら多くは、太平洋戦争の時に処分され残ってはいないようですが。
東三河圏内では、
田峯小グレース豊橋市西郷小コネタなど、
愛知県内では9体が現存しているのみです。


地方の電力会社の職員が、
福島第一原発の事故で
応援派遣の志願に応じたという
ニュースを見ました。

彼は、定年を目前にしていましたが、
志願に至った「使命感」は、
「戦場」に向かう兵士も同様だったでしょう。
家族は、父を誇りに思い涙が出そうだったといいます。

【追記】
その後の報道記事ですが、
災害救助のスペシャリスト「ハイパーレスキュー」の
出動に
任務を終えてのインタビュー。

 冨岡隊長は、(声をつまらせながらも)
「隊員は非常に士気が高く、みんな一生懸命やってくれた。(中略)」と言った。

 高山隊長は18日、職場から直接現地に向かった。
妻に「安心して待っていて」とメールで伝えると、
「信じて待っています」と返信があったという。

 佐藤総隊長も妻にメールで出動を伝えた。
「日本の救世主になってください」が返事だった。

なんだか、「銃後」が
オーバーラップして浮かんできます。



現地では、精いっぱいの努力で
被害を最小限に食い止める努力が続けられています。
被災地が
一日でも早く復興できるよう
望みます。
遠隔地でも
できることで協力したいと思います。
まだまだ反日感情は
くすぶっているんですね。

日本人の戦争観は
敗戦で苦しい時代を過ごした事の方が
外国に辛い思いをさせた事より
強く感じているからでしょうか。

中国ネットに反日デモ書き込み


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戦争美化でなく
お互いが辛く悲しい思いを残す闘いは
二度と関わってはいけないとの
想いを伝えたいと思います。
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2011年2月に出版。
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