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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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輸入が途絶えると
国内のみでは需要をまかなえず、
いろいろな産業の材料不足になってきます。
残念ながら年度が不明ですが、
3月ごろの峯子の手紙に、当時の物価の事が書かれています。

===一部引用===
峯子

毛織物が原料輸入禁止でちょっと手に入らなくなりました。
夏のモーニング一揃二百円だそうですって。
背広の三つ揃いでも百円以下では見られないって、
月給取りの暮らし難い世の中になりにけり・・・


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純毛製品やウール毛糸も品薄になってきます。
手に入れた貴重な毛糸で
峯子は、子どもや榮のセーターを編んでいます。


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2011年2月に出版。
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