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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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五号というのは、豊橋市内なんですが、
栄が吉田方小学校の教師をしていた頃の官舎で
峯子たちが暮らした新婚時代の「愛の巣」。

しばらく行っていないので、
草で荒れているんじゃないか、
ネズミの棲みかになっていないかと
心配しながら。
でも、峯子は
いまも五号で暮らす人たちに会えば
あの頃が思い出されて
今の寂しさに耐える辛さに、
足が向かないとも言っています。

離れ離れの生活をしてみて
あの頃の幸せをしみじみ感じ
五号の思い出は何度も書かれています。

(こんなにすぐに別れるって分かっていたら)
もっとかわいがっていただくんだったとか
わがままを言ってすみませんでした。
帰っていらしたら、今度はもっと良い妻になるわ、とか
恋人時代の、蒲郡海岸からやり直しいたしましょう・・・・

五号って地名でしょうか。
官舎の5号棟かもしれませんが。
その辺は、まだ謎です。
どなたか知っている人いませんか~~?

【追記】
と、編集中分からなかった時期に書きましたが、
五号という地名は今でも健在。
教員宿舎は一戸建てだったようです。
栄と峯子は、地名というより
「二人のスィートホーム:愛の巣」という意味で
「五号」という言葉を使っているようです。
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五号の人さんへ
by 大場書簡を読み解く会 URL 2011/02/17(Thu)13:44 Edit
コメントありがとうございます。
そうなんです。
結構まだ昔のことを覚えている方がおられます。
五号でふたりが暮らしたのは、
ほんの1年半ぐらいだったようですが、
新婚時代の幸せな頃は、
懐かしい夢のようだと
思い出が何度も出てきます。


びっくりです
by 五号の人 2011/02/17(Thu)13:08 Edit
大場栄さんの事は近所に住んでいる、おじいさんが憶えていました。昔の公民館の裏に住んでいたとの事を当時小学生の彼は覚えていたみたいです。でも、先生はいつも早く登校し、子どもたちとは一緒の通学はなかった様です。まず、映画の主役になるような方が近辺に住んでいたことにびっくりです。
五号に行ってみました。
by 大場書簡を読み解く会 URL 2010/11/20(Sat)10:44 Edit
栄が五号にいたのは、昭和11年~12年ごろか?
峯子と暮らしていたのがその頃です。
栄はもっと前から住んでいたのかもしれません。
謎多き「五号」です。

当時の事を知る人に情報をいただき、
「五号」へ行ってみました。
報告は、また。
ネズミ
by 大場書簡を読み解く会 URL 2010/11/08(Mon)21:46 Edit
栄が教師の仕事を辞めて兵隊に行ったので、
峯子も五号の家を出て、
婚家とか実家にいたようです。
誰も主の居なくなった住居は
蜘蛛の巣が張ったり、草ボウボウで
ネズミの巣になっていたのかも。
五号ってナー二
by ranoji1pei 2010/11/08(Mon)19:19 Edit
五号ていうのは番号のことか、地名かわからない。そこにネズミが出て、愛の巣となると、さっぱりわからん?
それ幾つぐらいの時の話し?そもそも栄は何歳?
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2011年2月に出版。
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