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日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。 栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
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栄は、16年11月に中隊長に就任し、
17年春~夏ごろは、教導隊で先生をしています。
1月に目覚ましい活躍で戦傷(人違いの報道)していますので、
前線から一歩退いていたのでしょうか。
内地で小学校の先生の経験があったからでしょうか?
進軍中と違い、隊の本部に将校(当時は中尉)の部屋もあったようで、
部屋の模様替えなどしています。

===一部引用===
栄  17(?)年4月ごろ
今日は部屋を掃除して大変綺麗になりました。
答案用紙の廃物を利用して、黒い壁を糊り、
竹で天井を編んで箱の様な部屋になりました。
大変心持が良いです。

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他にも、栄は慣れない針仕事で敷布で浴衣のような寝巻を作って
部下から「小隊長は何でもやりますね」と言われています。(13年10月の手紙)
手仕事も工夫しながらするのが
上手かったようですね。




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2011年2月に出版。
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