日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。
栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
峯子の手紙にも、桜の押し花が入っていましたが、
栄の実家は農業をしていたこともあった故か、
植物や作物の記述が良く出てきます。
支那大陸でも麦が伸びているとか、
支那菊を見ると五号の菊はどうだったとか
桜にも思い出がたくさんあるようです。
お手紙に、時折押し花にして入れていたようですね。
でも、敵陣突入の時に記念に草を・・・って風流??
===一部引用===
栄 13年7月
同封の花、
敵陣地に突入の◎◎敵の壕の中から取って来た無名の草花です。
色こそまずい色をしていますが、
なかなか意義深い記念の草です。
一つは江南の山に咲く桜花、
これは行軍中に初めて山に入って美しい花を見たので、取ってきました。
内地の山桜に似ています。
山州山系の密林の中が美しい。
ほんとは内地の川の様な水の流れに沿って咲いていた桜です。
あんな美しい水はこちらに来て初めて見ました。
やはり山の中ですから、水も美しいのです。
それに水が流れているから、尚感じがよろしい。
栄の実家は農業をしていたこともあった故か、
植物や作物の記述が良く出てきます。
支那大陸でも麦が伸びているとか、
支那菊を見ると五号の菊はどうだったとか
桜にも思い出がたくさんあるようです。
お手紙に、時折押し花にして入れていたようですね。
でも、敵陣突入の時に記念に草を・・・って風流??
===一部引用===
栄 13年7月
同封の花、
敵陣地に突入の◎◎敵の壕の中から取って来た無名の草花です。
色こそまずい色をしていますが、
なかなか意義深い記念の草です。
一つは江南の山に咲く桜花、
これは行軍中に初めて山に入って美しい花を見たので、取ってきました。
内地の山桜に似ています。
山州山系の密林の中が美しい。
ほんとは内地の川の様な水の流れに沿って咲いていた桜です。
あんな美しい水はこちらに来て初めて見ました。
やはり山の中ですから、水も美しいのです。
それに水が流れているから、尚感じがよろしい。
PR
「新年号の記事を」と
地元ローカル紙ですが、依頼されました。
そこで、文頭は、
蒲郡出身の今年(2011年)の
モーストフェイマスパーソンって感じで書き出しました。
映画に、本に、
話題の人になるはずですから。
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」も、映画だけでなく、小学館文庫から来年1月に発行されるみたいですね。
原作「タッポーチョ」は絶版で、なかなか手が出ませんから。
復刊されるかしら・・・・?
地元ローカル紙ですが、依頼されました。
そこで、文頭は、
蒲郡出身の今年(2011年)の
モーストフェイマスパーソンって感じで書き出しました。
映画に、本に、
話題の人になるはずですから。
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」も、映画だけでなく、小学館文庫から来年1月に発行されるみたいですね。
原作「タッポーチョ」は絶版で、なかなか手が出ませんから。
復刊されるかしら・・・・?
栄はロマンチストである一方、
武人としても立派な人だったように思います。
何か部下の家族が心付けしてきたようなことがあった時にも、
(とんでもない慰問品をよこしたと書いてあったのですが)
武人として受け取れないと清く辞退したようです。
しかも、思い遣りや配慮を随所に感じます。
郷里の後輩が、栄の伝令を務めますが、
峯子に送ってきた彼の手紙にも窺い知れます。
「太平洋の奇跡」オフィシャルページの
予告編2の中のシーンでも、
山を下りる最後の朝の場面で部下たちに言う一言が
とても感動的です。
早く映画、観たいですね♪
武人としても立派な人だったように思います。
何か部下の家族が心付けしてきたようなことがあった時にも、
(とんでもない慰問品をよこしたと書いてあったのですが)
武人として受け取れないと清く辞退したようです。
しかも、思い遣りや配慮を随所に感じます。
郷里の後輩が、栄の伝令を務めますが、
峯子に送ってきた彼の手紙にも窺い知れます。
「太平洋の奇跡」オフィシャルページの
予告編2の中のシーンでも、
山を下りる最後の朝の場面で部下たちに言う一言が
とても感動的です。
早く映画、観たいですね♪
峯子の兄妹や、榮の姉の家庭で
結婚・出産が続き初節句の祝いが毎年のようにあります。
甥や姪がどんどん増えていく中、
長男一弘(5歳の頃、そろそろ幼稚園か?)は一つの疑問を持ちます。
お友達やいとこには自分より小さくても赤ちゃんがいるのに、
「僕の所はいつ赤ちゃんが生れるの」と淋しそうに申します。
=== 峯子の手紙より(17年1月) ===
返事に困ってしまいました。
「一ちゃんが母ちゃんにぐずらないようになると生れるのよ」
「それじゃあ、今日からぐずらなくなるから、早く赤ちゃんを生んでね」ですって。
来年かしら、再来年かしら、この子の望みをかなえてあげられるのはと思いながらも、
峯子は思わず「はい」と返事をしてしまいました。
一弘ちゃんの嬉しそうな恥ずかしそうな顔!
とても可愛ゆうございました。
結婚・出産が続き初節句の祝いが毎年のようにあります。
甥や姪がどんどん増えていく中、
長男一弘(5歳の頃、そろそろ幼稚園か?)は一つの疑問を持ちます。
お友達やいとこには自分より小さくても赤ちゃんがいるのに、
「僕の所はいつ赤ちゃんが生れるの」と淋しそうに申します。
=== 峯子の手紙より(17年1月) ===
返事に困ってしまいました。
「一ちゃんが母ちゃんにぐずらないようになると生れるのよ」
「それじゃあ、今日からぐずらなくなるから、早く赤ちゃんを生んでね」ですって。
来年かしら、再来年かしら、この子の望みをかなえてあげられるのはと思いながらも、
峯子は思わず「はい」と返事をしてしまいました。
一弘ちゃんの嬉しそうな恥ずかしそうな顔!
とても可愛ゆうございました。
データの整理をしています。
まだ年代の分からないものも多数ありますが、
内容の関連するものをセットにしてみました。
そうしてみると
あらためて、
共通の思い出の話が
何度も何度も繰り返されているのに気付きます。
一緒に暮らした幸せな時代より
離れて暮らした時間の方が3倍も4倍も長いのですから。
やっぱり、
ラブレターなんです。
まだ年代の分からないものも多数ありますが、
内容の関連するものをセットにしてみました。
そうしてみると
あらためて、
共通の思い出の話が
何度も何度も繰り返されているのに気付きます。
一緒に暮らした幸せな時代より
離れて暮らした時間の方が3倍も4倍も長いのですから。
やっぱり、
ラブレターなんです。
昨日、原本とコピーの山をひっくり返してたら
おお、お手紙に出てきてた
栄の乗馬写真があるじゃないですか^0^!
昔の写真ってサイズが小さいものが多いんですよ。
印画紙も高価だったからでしょうね。
お顔がはっきりませんが、
これもどこかに入れたいですね~。
栄の女性観というものも分かるような記述も発見。
慰問品に女優さんのプロマイドもあったんですが、
お名前は??
う~~~ん?
おお、お手紙に出てきてた
栄の乗馬写真があるじゃないですか^0^!
昔の写真ってサイズが小さいものが多いんですよ。
印画紙も高価だったからでしょうね。
お顔がはっきりませんが、
これもどこかに入れたいですね~。
栄の女性観というものも分かるような記述も発見。
慰問品に女優さんのプロマイドもあったんですが、
お名前は??
う~~~ん?
おおお~~~っ(^0^)♪
というわけで、もう2ヶ月に迫りました
我が大場栄大尉の「太平洋の奇跡」ですが、
パンフレットを手にとって見ることができました。
映画のシーンもいくつか載っています。
もちろん監督や出演者のコメントも。
そして、
「戦火のラブレター」のお手紙出版のことも、最後にちょこっと
載っています。
見る機会があったら、探してくださいね~~~~。
というわけで、もう2ヶ月に迫りました
我が大場栄大尉の「太平洋の奇跡」ですが、
パンフレットを手にとって見ることができました。
映画のシーンもいくつか載っています。
もちろん監督や出演者のコメントも。
そして、
「戦火のラブレター」のお手紙出版のことも、最後にちょこっと
載っています。
見る機会があったら、探してくださいね~~~~。
家族へは、
「僕は元気です。ご安心ください」と
書かれた手紙ですが、
本当に安心してよかったのでしょうか?
怪我をした時も、
大したことはないから親には言うなと
心配をかけまいと配慮もあったのでしょう。
「呑気にしています」と
書かれていても、戦場で呑気はないでしょう。
きっと、言葉に出せないほど辛くても
書けなかったり、或いは
書かせてもらえなかったのかもしれません。
軍の機密もあったでしょうから
文面のまま
素直に受け取って良いのかどうか
分からないことも多いですね。
「僕は元気です。ご安心ください」と
書かれた手紙ですが、
本当に安心してよかったのでしょうか?
怪我をした時も、
大したことはないから親には言うなと
心配をかけまいと配慮もあったのでしょう。
「呑気にしています」と
書かれていても、戦場で呑気はないでしょう。
きっと、言葉に出せないほど辛くても
書けなかったり、或いは
書かせてもらえなかったのかもしれません。
軍の機密もあったでしょうから
文面のまま
素直に受け取って良いのかどうか
分からないことも多いですね。
子育て中の峯子は、何度も
甘やかすなと栄に注意されています。
母親の溺愛から、アイスキャンデーを欲しがるままに与えて熱が出てしまったなどという失敗も経験しながらも、
丈夫に大きくなった一人息子が
可愛くて仕方ない様子を
毎回のように書いています。
親戚の子と比べても賢いとか、
幼稚園にも行かなないうちから
優等生にする自信があるとかww
蝉取りの腕前までも自慢しています。
すやすや眠る子どもの顔を見るのが
一番の楽しみとも。
二人揃って
子どもにかける愛情は
優劣つけがたいですね。
甘やかすなと栄に注意されています。
母親の溺愛から、アイスキャンデーを欲しがるままに与えて熱が出てしまったなどという失敗も経験しながらも、
丈夫に大きくなった一人息子が
可愛くて仕方ない様子を
毎回のように書いています。
親戚の子と比べても賢いとか、
幼稚園にも行かなないうちから
優等生にする自信があるとかww
蝉取りの腕前までも自慢しています。
すやすや眠る子どもの顔を見るのが
一番の楽しみとも。
二人揃って
子どもにかける愛情は
優劣つけがたいですね。
子どもの教育について、
栄は大変心配もし、峯子にたびたび指示しています。
一人っ子なので甘やかすな、
言葉遣いは多少乱暴でも、利口な子に育てよ、
お前に任せると言いつつ
ボタンが取れてたままになっていた
服装の乱れもすかさずチェックするという
結構うるさい父親。
一人息子の成長ぶりを
逐一書いてよこせと
とても関心をもっていました。
遠くに離れて、自分が教育に関われないのが
残念でもあったのでしょう。
しかし、自らも認めていますが、
可愛くてたまらないと
随所に親馬鹿ぶりの見える
甘い父親像が浮かんできます。
栄は大変心配もし、峯子にたびたび指示しています。
一人っ子なので甘やかすな、
言葉遣いは多少乱暴でも、利口な子に育てよ、
お前に任せると言いつつ
ボタンが取れてたままになっていた
服装の乱れもすかさずチェックするという
結構うるさい父親。
一人息子の成長ぶりを
逐一書いてよこせと
とても関心をもっていました。
遠くに離れて、自分が教育に関われないのが
残念でもあったのでしょう。
しかし、自らも認めていますが、
可愛くてたまらないと
随所に親馬鹿ぶりの見える
甘い父親像が浮かんできます。
いい肉の日ですね・・・
というのは余談ですが。
本題です。
あ~~~~、orz (← 挫折を意味する)
とはいえ、有難いことに、
拙ブログも時折読んでいただき
ご紹介までしていただいたりと
(「第二楽章」のひろみさんから)
出版を心待ちにしていただいている方もおられるようで、
気をとりなおしてガンバンベー!
とりあえずね、
峯子と栄の全部の手紙を一緒にすると
70万字くらいあるらしい。ガ━━Σ(゚д゚lll)━━ン!!!!
それ、全部は本にはできないので、
量的に読みやすく、価格も適当な・・・ということになると
セレクトしてスリムにして
まとめるという作業があるわけですね。
これね、とても大変。
心を鬼にしないと。
なかなかに切り捨て難い部分がいっぱいあります。
時候の挨拶は毎回の事だから、削除・・・・
しがたいような素敵な表現もいっぱいあるんですよね。
知人の話は抜き・・・・にしたら
話が続かないし。
ですので、
今回出版するのは
「ダイジェスト版」という気持ちになってきています。
というのは余談ですが。
本題です。
あ~~~~、orz (← 挫折を意味する)
とはいえ、有難いことに、
拙ブログも時折読んでいただき
ご紹介までしていただいたりと
(「第二楽章」のひろみさんから)
出版を心待ちにしていただいている方もおられるようで、
気をとりなおしてガンバンベー!
とりあえずね、
峯子と栄の全部の手紙を一緒にすると
70万字くらいあるらしい。ガ━━Σ(゚д゚lll)━━ン!!!!
それ、全部は本にはできないので、
量的に読みやすく、価格も適当な・・・ということになると
セレクトしてスリムにして
まとめるという作業があるわけですね。
これね、とても大変。
心を鬼にしないと。
なかなかに切り捨て難い部分がいっぱいあります。
時候の挨拶は毎回の事だから、削除・・・・
しがたいような素敵な表現もいっぱいあるんですよね。
知人の話は抜き・・・・にしたら
話が続かないし。
ですので、
今回出版するのは
「ダイジェスト版」という気持ちになってきています。
映画「太平洋の奇跡」ロードショーは来年2月ですが
前売りは、12月1日から
全国一斉に発売されるようです。
詳細はオフィシャルページでご覧下さい。
中部地方は、こちらでご確認ください。
なお、日本での公開に先駆け、サイパンでの試写会がある模様。
プレミア観覧ツアーの募集はこちら
前売りは、12月1日から
全国一斉に発売されるようです。
詳細はオフィシャルページでご覧下さい。
中部地方は、こちらでご確認ください。
なお、日本での公開に先駆け、サイパンでの試写会がある模様。
プレミア観覧ツアーの募集はこちら
数通に1回は、俸給の話題が出てきます。
送ったものが届いたかどうかの確認が欲しいと
栄が言っているので、峯子は受け取るたびに額も記載しています。
昇進に伴って額が上がると
「今月は従前通りでしたが、よろしゅうございましたか?」
と確認のやりとりも結構あります。
軍人さんのお手当は、当時の一般人の給料より
随分と良かったのでしょう。
まあ、当然だと思いますけど。
峯子さんがアルバイト(?)のお勤めで
薄給33円とか言っていました。
栄が教師時代の俸給とボーナスで50余円くらいに比べ、
(たぶん少尉だと74~75円くらい)
中尉で84円15銭、大尉で93円22銭
年末賞与はもっとよくて100円以上支給があったようですので。
当時の郵便切手代が17年に郵便法改正で上がって5銭になったそうですから、
それを考え合わせると、今だったら、えーとどのくらいだ?
×1500倍くらい?
換算してみてください。
ということは、
送ったものが届いたかどうかの確認が欲しいと
栄が言っているので、峯子は受け取るたびに額も記載しています。
昇進に伴って額が上がると
「今月は従前通りでしたが、よろしゅうございましたか?」
と確認のやりとりも結構あります。
軍人さんのお手当は、当時の一般人の給料より
随分と良かったのでしょう。
まあ、当然だと思いますけど。
峯子さんがアルバイト(?)のお勤めで
薄給33円とか言っていました。
栄が教師時代の俸給とボーナスで50余円くらいに比べ、
(たぶん少尉だと74~75円くらい)
中尉で84円15銭、大尉で93円22銭
年末賞与はもっとよくて100円以上支給があったようですので。
当時の郵便切手代が17年に郵便法改正で上がって5銭になったそうですから、
それを考え合わせると、今だったら、えーとどのくらいだ?
×1500倍くらい?
換算してみてください。
ということは、
峯子は料理はあまり得意じゃなかったかもしれません。
新婚の頃ですが、芯のある御飯の話だとか
(あなたの傍に居たくって、火が消えたのも分からずに
中途半端に炊けてしまったからだとかww)
後になってからも
お前のカレーライスは不出来だとか、言われていますから。
でも、
栄は、手紙の中で、帰ったら
まずくてもいい、家族揃って食事のできる
温かい家庭を作りたいと言っています。
戦地で、なにより家庭の温かさの大切さを感じていたのでしょう。
====
栄 10195(15年年末)
自分の考えとしては、
やはり親子揃って貧しくとも暮らすのが
本当の幸福であると思う。
出来得るなれば、なるべく早く土の生活に帰りたいと思う。
土の生活が一番いい。
新婚の頃ですが、芯のある御飯の話だとか
(あなたの傍に居たくって、火が消えたのも分からずに
中途半端に炊けてしまったからだとかww)
後になってからも
お前のカレーライスは不出来だとか、言われていますから。
でも、
栄は、手紙の中で、帰ったら
まずくてもいい、家族揃って食事のできる
温かい家庭を作りたいと言っています。
戦地で、なにより家庭の温かさの大切さを感じていたのでしょう。
====
栄 10195(15年年末)
自分の考えとしては、
やはり親子揃って貧しくとも暮らすのが
本当の幸福であると思う。
出来得るなれば、なるべく早く土の生活に帰りたいと思う。
土の生活が一番いい。
栄も峯子もカレンダー(日めくり)の残りが減っていくのを、
いつか会える日が近づくと、楽しみにしていました。
11月になれば(7月からあったです。後から発見)、
あと何日と赤で数字を入れて、手紙に同封しています。
でも、なかなかゴールインせず、また振り出しから数え直しの
失望も、何度も味わっています。
=== 一部引用 ===
栄 10222(14年末)
暦がもう残り僅かです。
昨年の今頃の便りに残り少々、
暦がまた新た初めから繰り返されると思うとーーー
というような文句の君の便りがあったように思いますが、
またその文句を繰り返す時が来ました。
また送って下さいね。
柱のカレンダーが一枚一枚減って行くのも楽しいものです。

栄 10266(16年秋)
もう後四十日。
これは君の便りを書いた正月迄の日数であるが、今日は七日。
残り僅かの二十三日である。
月日の経つのは誠に早く、
あれ以来すでに100日を過ぎているからね。
注:あれ以来というのは、栄が一時帰国した16年の夏の日
いつか会える日が近づくと、楽しみにしていました。
11月になれば(7月からあったです。後から発見)、
あと何日と赤で数字を入れて、手紙に同封しています。
でも、なかなかゴールインせず、また振り出しから数え直しの
失望も、何度も味わっています。
=== 一部引用 ===
栄 10222(14年末)
暦がもう残り僅かです。
昨年の今頃の便りに残り少々、
暦がまた新た初めから繰り返されると思うとーーー
というような文句の君の便りがあったように思いますが、
またその文句を繰り返す時が来ました。
また送って下さいね。
柱のカレンダーが一枚一枚減って行くのも楽しいものです。
栄 10266(16年秋)
もう後四十日。
これは君の便りを書いた正月迄の日数であるが、今日は七日。
残り僅かの二十三日である。
月日の経つのは誠に早く、
あれ以来すでに100日を過ぎているからね。
注:あれ以来というのは、栄が一時帰国した16年の夏の日
軍の侵攻中、荷物は行李(こうり)に入れていたようですが、
その保管も結構大変だったようです。
軍服も夏冬の気温差はあるので両方いるし、
重くて困っている様子が記述されています。
中でも、興味を引くのが、
数百通にも及ぶ内地からの妻の手紙をどう保管していたのか?
とても気になります。
束にして紐綴じしていますが、
栄は、送ってもらった防弾チョッキは
重くて苦しくて着ないからと捨てても(ビックリ@0@!)
峯子からの手紙を大事に保管していました。
ですから、こうしてお伝えできるというものです。
・・・・命より大切なもの・・・・だったんですね。
====
栄 10195(15年年末)
一弘の写真もお前の写真も大切に保管している。
お前の便りも殆んど全部保管している。
本に綴じて大体二寸位の厚さになっている。
その保管も結構大変だったようです。
軍服も夏冬の気温差はあるので両方いるし、
重くて困っている様子が記述されています。
中でも、興味を引くのが、
数百通にも及ぶ内地からの妻の手紙をどう保管していたのか?
とても気になります。
束にして紐綴じしていますが、
栄は、送ってもらった防弾チョッキは
重くて苦しくて着ないからと捨てても(ビックリ@0@!)
峯子からの手紙を大事に保管していました。
ですから、こうしてお伝えできるというものです。
・・・・命より大切なもの・・・・だったんですね。
====
栄 10195(15年年末)
一弘の写真もお前の写真も大切に保管している。
お前の便りも殆んど全部保管している。
本に綴じて大体二寸位の厚さになっている。
南国の島・玉砕の舞台・バンザイクリフ。。。
訪れたことのない私は断片的な知識しかありませんが、
大場栄の妻との往復書簡を通して見れば
「その後の栄」を追跡するキーワードです。
大場家ご一行が、今月初めに訪れたサイパンでは、
タッポーチョ山頂やメモリアルパークに
大場栄大尉の軍刀を米軍司令官に渡す場面が大きく紹介されていたそうです。

栄の二男の方が
メモリアルパークでは大場大尉の子孫だと分かって
大変驚き喜ばれて、
遺族に渡される記念メダルもいただいてきたとか。
参考
蒲郡育ち「サイパン」記事
訪れたことのない私は断片的な知識しかありませんが、
大場栄の妻との往復書簡を通して見れば
「その後の栄」を追跡するキーワードです。
大場家ご一行が、今月初めに訪れたサイパンでは、
タッポーチョ山頂やメモリアルパークに
大場栄大尉の軍刀を米軍司令官に渡す場面が大きく紹介されていたそうです。
栄の二男の方が
メモリアルパークでは大場大尉の子孫だと分かって
大変驚き喜ばれて、
遺族に渡される記念メダルもいただいてきたとか。
参考
蒲郡育ち「サイパン」記事
NHKアーカイブスで「戦争証言」がという番組がありました。
65年前の体験を語る、という記録です。
たくさんの方がそれぞれの体験をお話しています。
まだ全部見ていませんが
どれもその時代の真実を伝えていると思います。
65年前の体験を語る、という記録です。
たくさんの方がそれぞれの体験をお話しています。
まだ全部見ていませんが
どれもその時代の真実を伝えていると思います。
峯子も栄も、よく夢をみていました。
なかなか会えないけれど
毎晩のように夢で栄に会う峯子。
手紙には叱責や厳しい言葉も時にありますが、
夢で会うあなたは、いつもお優しい・・・・
と峯子は書いています。
恥ずかしい夢(恥ずかしいって何、ナニ、なに??)
も見ているんですが・・
「申し上げません」という峯子に、
栄は「どんな夢?言ってごらん」
と、知りたそうでしたよ。
なかなか会えないけれど
毎晩のように夢で栄に会う峯子。
手紙には叱責や厳しい言葉も時にありますが、
夢で会うあなたは、いつもお優しい・・・・
と峯子は書いています。
恥ずかしい夢(恥ずかしいって何、ナニ、なに??)
も見ているんですが・・
「申し上げません」という峯子に、
栄は「どんな夢?言ってごらん」
と、知りたそうでしたよ。
カレンダー
| 03 | 2026/04 | 05 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
プロフィール
HN:
大場書簡を読み解く会
性別:
非公開
自己紹介:
2011年2月に出版。
引用文の無断コピーはご遠慮下さい。
「大場書簡を読み解く会」
senkanoloveletter@live.jp
引用文の無断コピーはご遠慮下さい。
「大場書簡を読み解く会」
senkanoloveletter@live.jp
最新記事
(08/10)
(07/29)
(07/26)
(11/24)
(11/23)
(10/31)
(10/22)
(06/23)
(06/08)
(09/04)
(08/10)
(07/15)
(06/11)
(05/26)
(04/26)
(02/18)
(02/12)
(01/31)
(01/23)
(01/09)
カテゴリー
最新コメント
[11/11 DwaynefaX]
[11/09 DwaynefaX]
[11/08 ソーダ湖のピンク]
[11/05 季節の花壇]
[11/01 山岳道路の絶景]
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(08/01)
(08/07)
(09/17)
(09/17)
(09/20)
(09/27)
(10/07)
(10/07)
(10/08)
(10/09)
(10/09)
(10/10)
(10/11)
(10/12)
(10/13)
(10/13)
(10/14)
(10/14)
(10/15)
(10/16)
アクセス解析
カウンター