日中戦争(昭和12年)前から太平洋戦争サイパン島に渡る前までの七年間にわたって交された数百通の大場榮と峯子の往復書簡。戦地と故郷とを行き来するラブレターから当時の様子を垣間見る。
栄のサイパン島での活躍は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」「タッポーチョ 敵ながら天晴 大場隊の勇戦512日」をご覧ください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
10月からがまごおり市民まちづくりセンターの協力による
「大場栄と峯子の戦火のラブレターミニパネル展示会」開催ですが、
今月20日までとしました。
(開館時間に注意)
あと10日程ですが、
最後の入れ替えをしてきました。
今回のテーマは「栄の戦傷のエピソード」
栄は何度も戦傷で戦地の病院に入院していますが、
最初の怪我の時の栄の手紙、
17年1月の激しかった長沙の闘いでの戦傷のエピソードに関して
峯子とのやりとりを数通と、
その新聞記事コピーを展示しています。
手編みのセーターにまつわるお手紙も。
峯子の辛さ、気鬱が詠んだうたにも表れています。
ほんとうに、「事実は小説より奇なり」という
ドラマチックな世界を、お二人の手紙から感じることができます。
また、私たちは平和な時代にあって
「戦争」という非日常を二度と起こしてはいけないとの
思いも、伝えたいと思います。
「大場栄と峯子の戦火のラブレターミニパネル展示会」開催ですが、
今月20日までとしました。
(開館時間に注意)
あと10日程ですが、
最後の入れ替えをしてきました。
今回のテーマは「栄の戦傷のエピソード」
栄は何度も戦傷で戦地の病院に入院していますが、
最初の怪我の時の栄の手紙、
17年1月の激しかった長沙の闘いでの戦傷のエピソードに関して
峯子とのやりとりを数通と、
その新聞記事コピーを展示しています。
手編みのセーターにまつわるお手紙も。
峯子の辛さ、気鬱が詠んだうたにも表れています。
ほんとうに、「事実は小説より奇なり」という
ドラマチックな世界を、お二人の手紙から感じることができます。
また、私たちは平和な時代にあって
「戦争」という非日常を二度と起こしてはいけないとの
思いも、伝えたいと思います。
PR
昨日今日は、北風も強く寒い一日になりました。
毛布も一枚、増やさないと、寒いかしら?
峯子は、夜具も無く眠らざるをえない戦地の栄を
思い遣ります。
===一部引用===
峯子 15年2月8日
日が暮れかけて来ました。
もう晩の支度にかかりますから・・・
日中は太陽の光で暖かですけれど、
日が暮れてからの寒い事。
西の大木が木枯しにうなりを立て、
抵抗している音、すき間洩る風!
それでも、家の中で暖かい夜具に休める身は
感謝に言葉もございません。
=====
15年大寒の1月にも、
同様な記述があります。
毛布も一枚、増やさないと、寒いかしら?
峯子は、夜具も無く眠らざるをえない戦地の栄を
思い遣ります。
===一部引用===
峯子 15年2月8日
日が暮れかけて来ました。
もう晩の支度にかかりますから・・・
日中は太陽の光で暖かですけれど、
日が暮れてからの寒い事。
西の大木が木枯しにうなりを立て、
抵抗している音、すき間洩る風!
それでも、家の中で暖かい夜具に休める身は
感謝に言葉もございません。
=====
15年大寒の1月にも、
同様な記述があります。
12月1日は「映画の日」。
2011年度のブルーリボン賞には
「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」で大場大尉役を演じられた竹野内豊さんが
主演男優賞に輝いています。
例年、主演男優賞の方は、
次年度のブルーリボン賞の授賞式の司会役を務められるんだそうです。
授賞式が楽しみですね。
栄も峯子も「映画狂」と言われるほど映画好きだったので、
また感慨深いですね。
2011年度のブルーリボン賞には
「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」で大場大尉役を演じられた竹野内豊さんが
主演男優賞に輝いています。
例年、主演男優賞の方は、
次年度のブルーリボン賞の授賞式の司会役を務められるんだそうです。
授賞式が楽しみですね。
栄も峯子も「映画狂」と言われるほど映画好きだったので、
また感慨深いですね。
1カ月程の予定で10月より開催しておりました
「大場栄と峯子の戦火のラブレター」ミニパネル展ですが、
12月20日まで展示期間の延長をすることになりました。
見逃した方も、まだ1度しかいらしてない方も、
展示内容を少しずつ変えていますので、どうぞ、お越しください。
会場の「がまごおり市民まちづくりセンター」は、
蒲郡駅北すぐの勤労福祉会館2階です。
(オープン時間は火~土10:00~18:00)
(まちづくりセンターブログに展示延長記事が載っていましたが、
12月22日までではなく、20日までとさせていただきます)
本に載せられなかったお手紙も含め、
編集の裏方や、
栄がサイパンで生きていたという20年12月の新聞コピー
(軍歌「歩兵の本領」を歌いながらタッポーチョ山を下り軍刀を米軍司令官に渡すシーンが目に浮かびます)、
お手紙に出てくる蒲郡の地名やお店などの場所も
三谷周辺は地図にプロットして展示しています。
以前の三谷ウォーキングツアーの資料ですが、
峯子のエリアですね。
このカテゴリリーの記事を読む
「読み解く会活動」
「大場栄と峯子の戦火のラブレター」ミニパネル展ですが、
12月20日まで展示期間の延長をすることになりました。
見逃した方も、まだ1度しかいらしてない方も、
展示内容を少しずつ変えていますので、どうぞ、お越しください。
会場の「がまごおり市民まちづくりセンター」は、
蒲郡駅北すぐの勤労福祉会館2階です。
(オープン時間は火~土10:00~18:00)
(まちづくりセンターブログに展示延長記事が載っていましたが、
12月22日までではなく、20日までとさせていただきます)
本に載せられなかったお手紙も含め、
編集の裏方や、
栄がサイパンで生きていたという20年12月の新聞コピー
(軍歌「歩兵の本領」を歌いながらタッポーチョ山を下り軍刀を米軍司令官に渡すシーンが目に浮かびます)、
お手紙に出てくる蒲郡の地名やお店などの場所も
三谷周辺は地図にプロットして展示しています。
以前の三谷ウォーキングツアーの資料ですが、
峯子のエリアですね。
このカテゴリリーの記事を読む
「読み解く会活動」
栄さんと峯子さんの交した9年間(恋人時代から)にわたる
お手紙は膨大な数なので、
全部が掲載されているわけではありません。
栄が日中戦争時代に出征した上海上陸(12年)から
満洲海城で峯子を呼び寄せる(18年)まで(約230通分)の一部分が
「大場栄と峯子の戦火のラブレター」に掲載されています。
多くのエピソードから
パソコントラブル起こしながらも削って削って残ったものです。
現在開催中の市民まちづくりセンターでのミニパネル展示では、
編集の裏側や、地元の地名の記載されている部分、
出版本には掲載されなかった手紙の紹介などもしています。
たくさん見ていただきたいと、ちょっとずつ入れ替えています。
今週の変更箇所は、
来場者からのご要望にあった、手紙に出てくる場所の地図(三谷周辺)、
ロマンチックな二人の想い出の手紙、
子煩悩な栄の一面が表れている手紙
峯子が満洲に渡る準備中の心境、
峯子の最後の手紙に関して、
栄のサイパンでの活躍を伝える生存記事(昭和20年12月4日)コピー
などです。
特に、「峯子の最後の手紙」は、
栄の戦死の報が入り自宅葬を出した年末に
サイパンで生きていたということが分かり、その一年後に、
栄が実際に帰って来るという直前に書かれたもの。
内容は、19年2月に二人が分かれてからの
その後2年間の事が記されている貴重な手紙となっています。
文面の最後には、
栄の最後の戦場への出立を見送りができなかった
心の痞えを吐露しています。
お手紙は膨大な数なので、
全部が掲載されているわけではありません。
栄が日中戦争時代に出征した上海上陸(12年)から
満洲海城で峯子を呼び寄せる(18年)まで(約230通分)の一部分が
「大場栄と峯子の戦火のラブレター」に掲載されています。
多くのエピソードから
パソコントラブル起こしながらも削って削って残ったものです。
現在開催中の市民まちづくりセンターでのミニパネル展示では、
編集の裏側や、地元の地名の記載されている部分、
出版本には掲載されなかった手紙の紹介などもしています。
たくさん見ていただきたいと、ちょっとずつ入れ替えています。
今週の変更箇所は、
来場者からのご要望にあった、手紙に出てくる場所の地図(三谷周辺)、
ロマンチックな二人の想い出の手紙、
子煩悩な栄の一面が表れている手紙
峯子が満洲に渡る準備中の心境、
峯子の最後の手紙に関して、
栄のサイパンでの活躍を伝える生存記事(昭和20年12月4日)コピー
などです。
特に、「峯子の最後の手紙」は、
栄の戦死の報が入り自宅葬を出した年末に
サイパンで生きていたということが分かり、その一年後に、
栄が実際に帰って来るという直前に書かれたもの。
内容は、19年2月に二人が分かれてからの
その後2年間の事が記されている貴重な手紙となっています。
文面の最後には、
栄の最後の戦場への出立を見送りができなかった
心の痞えを吐露しています。
映画「太平洋の奇跡」では、唐沢寿明が好演し
異彩を放っていた堀内今朝松一等兵は、
実在の人物で、
昭和19年11月15日に、敵の銃弾に撃たれ、
壮絶な戦いを終えました。
(真実史観回帰捏造破壊真実を子孫へ!大和九九年戦争適者生存史より)
「タッポーチョ 敵ながら天晴れ~大場隊の勇戦512日」(ドンジョーンズ作)では、
映画と違っていますが、
フィクション化された映画より
原本のほうが史実に近いと思います。
銃弾を聞いていた栄の無念は、いかほどだったことか。
人間の醜さの現れる戦争はもうしません。
平和な世の中を願い
すべての兵士のご冥福を祈ります。
異彩を放っていた堀内今朝松一等兵は、
実在の人物で、
昭和19年11月15日に、敵の銃弾に撃たれ、
壮絶な戦いを終えました。
(真実史観回帰捏造破壊真実を子孫へ!大和九九年戦争適者生存史より)
「タッポーチョ 敵ながら天晴れ~大場隊の勇戦512日」(ドンジョーンズ作)では、
映画と違っていますが、
フィクション化された映画より
原本のほうが史実に近いと思います。
銃弾を聞いていた栄の無念は、いかほどだったことか。
人間の醜さの現れる戦争はもうしません。
平和な世の中を願い
すべての兵士のご冥福を祈ります。
8月に、「もうひとつのラブレター」として
小笠原久雄さんの暁部隊のマルレの謎解きの記述もある「明日からは百姓になります」の
ご紹介をしましたが、
今度は、
フィリピンで戦死された大尉の140通のラブレターです。
2012年11/11 中日新聞より
カラフルな挿絵もあり、フィリピンでの様子が分かり
なかなかに興味深いです。
やはり、郷里に残した妻との文は、明日の命も知れない兵士でありながら、
思いやりにあふれたラブレターなんですね。
当時の若い人たちの気持ちに感心してしまいます。
もちろん、9年間の長きにわたる600通には及ばないものの
大場栄さんと峯子さんの手紙と同様、
当時のことを知る貴重な資料だと思います。
小笠原久雄さんの暁部隊のマルレの謎解きの記述もある「明日からは百姓になります」の
ご紹介をしましたが、
今度は、
フィリピンで戦死された大尉の140通のラブレターです。
2012年11/11 中日新聞より
カラフルな挿絵もあり、フィリピンでの様子が分かり
なかなかに興味深いです。
やはり、郷里に残した妻との文は、明日の命も知れない兵士でありながら、
思いやりにあふれたラブレターなんですね。
当時の若い人たちの気持ちに感心してしまいます。
もちろん、9年間の長きにわたる600通には及ばないものの
大場栄さんと峯子さんの手紙と同様、
当時のことを知る貴重な資料だと思います。
11月11日は「いい出会いの日」だそうです。
並んだ数字1111の、中の1を1本横にすると1+1(=2)となり、独身の2人が「いい出会い」をして「いい夫婦」になることを意味していることから。
11月22日の「いい夫婦の日」をすすめる会が制定。
栄と峯子の出会いは、
峯子の家に入隊の挨拶に来た(?)栄と
出会い、意識したのでしょう。
多分最初の満洲行きの前ですから
昭和8年(栄満19歳)の頃と思われます。
16年になって、お部屋を改装したのでしょうか、
栄が出会いの場所として回想しています。
======
栄 16年11月24日
君のところの応接室□□□(判読不明)思い出が深い。
初めて君を知ったのも
そこでは無かったかしら。
====
栄と峯子のドラマティックな生涯の始まりです。
並んだ数字1111の、中の1を1本横にすると1+1(=2)となり、独身の2人が「いい出会い」をして「いい夫婦」になることを意味していることから。
11月22日の「いい夫婦の日」をすすめる会が制定。
栄と峯子の出会いは、
峯子の家に入隊の挨拶に来た(?)栄と
出会い、意識したのでしょう。
多分最初の満洲行きの前ですから
昭和8年(栄満19歳)の頃と思われます。
16年になって、お部屋を改装したのでしょうか、
栄が出会いの場所として回想しています。
======
栄 16年11月24日
君のところの応接室□□□(判読不明)思い出が深い。
初めて君を知ったのも
そこでは無かったかしら。
====
栄と峯子のドラマティックな生涯の始まりです。
開催中のがまごおり市民まちづくりセンターのミニミニ展示会ですが、
校正中の冊子状態の原稿が置いてあります。
何度か目の校正ですが、
送り仮名の訂正や、表現の統一など
かなり赤が入っています。
まだ、きちんと時系列に並んでいない部分もあったかなぁ?
それでも、見落としがあって、
う~~む・ひぇ~~(×0×)です。
2011年の2月出版を前にして、
なかなか進まない作業の毎日で
挫折感を乗り越えながらの校正作業。
2年前の秋は、とっても大変な時期でしたね~~。
校正中の冊子状態の原稿が置いてあります。
何度か目の校正ですが、
送り仮名の訂正や、表現の統一など
かなり赤が入っています。
まだ、きちんと時系列に並んでいない部分もあったかなぁ?
それでも、見落としがあって、
う~~む・ひぇ~~(×0×)です。
2011年の2月出版を前にして、
なかなか進まない作業の毎日で
挫折感を乗り越えながらの校正作業。
2年前の秋は、とっても大変な時期でしたね~~。
先月から開催していますがまごおり市民まちづくりセンターのミニ展示の
3回目の入れ替えをしてきました。
(まちづくりセンターは、蒲郡駅北すぐの勤労福祉会館2階です。
オープン時間は火~土10:00~18:00)
お約束通りほぼ1週間ことに
新しいものが見られるようにしています。
今回の主な変更部分は、
文面ミニパネル(秋の思い出をテーマにしました)
栄に関する当時の新聞記事コピー(虫眼鏡付きww)
峯子のまち「三谷ウォーキングツアー(2011秋実施)」資料
(お手紙に出てくる三谷地区の地名がどこか
分かる地図も入っています)等。
二人の想いの詰まった秋まつりや
ロマンチックに見上げる月の話題など、
秋の思い出は数知れず。
細かい文字のコピーもあるので、
虫めがねを用意しました(親切ww)。
写真には映っていませんが、
座り心地のよいソファーも手前にあるので、
ゆっくりお時間のある方は
どうぞ手にとってじっくりご覧ください。
3回目の入れ替えをしてきました。
(まちづくりセンターは、蒲郡駅北すぐの勤労福祉会館2階です。
オープン時間は火~土10:00~18:00)
お約束通りほぼ1週間ことに
新しいものが見られるようにしています。
今回の主な変更部分は、
文面ミニパネル(秋の思い出をテーマにしました)
栄に関する当時の新聞記事コピー(虫眼鏡付きww)
峯子のまち「三谷ウォーキングツアー(2011秋実施)」資料
(お手紙に出てくる三谷地区の地名がどこか
分かる地図も入っています)等。
二人の想いの詰まった秋まつりや
ロマンチックに見上げる月の話題など、
秋の思い出は数知れず。
細かい文字のコピーもあるので、
虫めがねを用意しました(親切ww)。
写真には映っていませんが、
座り心地のよいソファーも手前にあるので、
ゆっくりお時間のある方は
どうぞ手にとってじっくりご覧ください。
そういえば、お手紙の中の言葉はとても丁寧で
思い返してみても、
お二人のお手紙に、あまり三河弁がでてきません。
長いお手紙の中、思い浮かぶ部分は本当に少なくて、
栄の手紙で、弟の回想部分に
*「やっと」⇒ようやく、ではなく、長い間の意味
久しぶりという意味で「やっとかめ」などとも言います。
*「(動詞)+よる」⇒○○する
「行きよったら」・・・行ったら、行けば、の意味。
*「~の」⇒疑問文の語尾
栄の手紙に「連れていく元気はないの」
峯子の手紙に
「月に映っていませんかの」
など数か所しか思い当りません。
栄が子どもの養育についての注意で、
方言を使うなと言っていましたから、
長じて後、大きな世界で活躍することを視野に入れていたためでしょうか?
===
栄 15年8~9月ごろ
「話は脱線したが、教育だけはしっかりやって下さい。
言葉遣いからその他一切、
留守中あずかって自慢して俺に見せれる様に。」
思い返してみても、
お二人のお手紙に、あまり三河弁がでてきません。
長いお手紙の中、思い浮かぶ部分は本当に少なくて、
栄の手紙で、弟の回想部分に
*「やっと」⇒ようやく、ではなく、長い間の意味
久しぶりという意味で「やっとかめ」などとも言います。
*「(動詞)+よる」⇒○○する
「行きよったら」・・・行ったら、行けば、の意味。
*「~の」⇒疑問文の語尾
栄の手紙に「連れていく元気はないの」
峯子の手紙に
「月に映っていませんかの」
など数か所しか思い当りません。
栄が子どもの養育についての注意で、
方言を使うなと言っていましたから、
長じて後、大きな世界で活躍することを視野に入れていたためでしょうか?
===
栄 15年8~9月ごろ
「話は脱線したが、教育だけはしっかりやって下さい。
言葉遣いからその他一切、
留守中あずかって自慢して俺に見せれる様に。」
先月から開催していますまちづくりセンターでのミニ展示会ですが、
期間途中に、入れ替えをしています。
部分的ですが、今日も少々手直しをして来る予定です。
主な変更箇所は、
文面パネルの入れ替え、
昭和10年代の新聞記事のコピーで、
栄が戦傷した時のもの・人違いの戦傷の誤報記事とか、家族の紹介とか、
戦友の戦死にあたり追悼文の寄稿など。
どこが違ってるか探してみます?
期間途中に、入れ替えをしています。
部分的ですが、今日も少々手直しをして来る予定です。
主な変更箇所は、
文面パネルの入れ替え、
昭和10年代の新聞記事のコピーで、
栄が戦傷した時のもの・人違いの戦傷の誤報記事とか、家族の紹介とか、
戦友の戦死にあたり追悼文の寄稿など。
どこが違ってるか探してみます?
西浦にある万葉の小径を歩く機会がありました。
1300年も前に生きた人たちの歌が
石碑に刻まれ、太古の心を感じて
万葉の頃からこの自然は続いているんだとちょっと感動。
「春過ぎて 夏来にけらし 天の香久山」の歌で有名な
万葉時代の女帝 持統天皇ですが、
この三河地方に行幸されているんですね。
調べてみると、都から何度も伊勢に行幸し
最後となった702年秋の行幸(位を譲り上皇でしたが)は、
伊勢から海路で御津まできているんだそうです。
当時58歳(3ヶ月後に没)、反対を押してまで三河に来た理由は
謎なんだそうです。
大変興味深い説もうかがい、万葉集にちょっと心惹かれました。
峯子さんも、愛をおおらかに歌う万葉集が好きだった?
かどうか分かりませんが、
でも、「背の君様へ」と文末に書いているくらいですから、
きっと、お好きだったのではないでしょうか?
1300年も前に生きた人たちの歌が
石碑に刻まれ、太古の心を感じて
万葉の頃からこの自然は続いているんだとちょっと感動。
「春過ぎて 夏来にけらし 天の香久山」の歌で有名な
万葉時代の女帝 持統天皇ですが、
この三河地方に行幸されているんですね。
調べてみると、都から何度も伊勢に行幸し
最後となった702年秋の行幸(位を譲り上皇でしたが)は、
伊勢から海路で御津まできているんだそうです。
当時58歳(3ヶ月後に没)、反対を押してまで三河に来た理由は
謎なんだそうです。
大変興味深い説もうかがい、万葉集にちょっと心惹かれました。
峯子さんも、愛をおおらかに歌う万葉集が好きだった?
かどうか分かりませんが、
でも、「背の君様へ」と文末に書いているくらいですから、
きっと、お好きだったのではないでしょうか?
今週末は、栄も峯子も楽しみにしていた三谷祭(みやまつり)。
祭り前は、毎晩のように祭囃子や踊りの音楽が聞こえてきて
なんだか気もそぞろで落ち着きません。
江戸時代から伝わると言う三谷祭、
町内ごとに装束も踊りも曲も違うので、
それぞれが我こそと誇りを持って競い合い、なかなか勇壮です。
三谷の山車は素晴らしく絢爛豪華ですが、
これが、海に入るので、(その時には金糸の刺繡部分は、外すらしい)
足回りなど普通の山車とは作りが違うのだそうです。
この山車が若宮神社から八剣神社まで練り、また帰ります。
峯子たちの時代も、300年の伝統を受け継いでいたのですが、
戦争で祭りの規模も縮小されたのでしょう。
お囃子など昼だけで夜は何も無いのでつまらない、
あなたが居ないので、祭りも昔ほど楽しみではございません
などと書かれてもいました。
峯子の町・三谷ウォーキングツアーでも、
重要ポイントとして、三谷祭りに関る神社は、ちゃんとチェックしておきました。
公式サイト「三谷祭」
祭り前は、毎晩のように祭囃子や踊りの音楽が聞こえてきて
なんだか気もそぞろで落ち着きません。
江戸時代から伝わると言う三谷祭、
町内ごとに装束も踊りも曲も違うので、
それぞれが我こそと誇りを持って競い合い、なかなか勇壮です。
三谷の山車は素晴らしく絢爛豪華ですが、
これが、海に入るので、(その時には金糸の刺繡部分は、外すらしい)
足回りなど普通の山車とは作りが違うのだそうです。
この山車が若宮神社から八剣神社まで練り、また帰ります。
峯子たちの時代も、300年の伝統を受け継いでいたのですが、
戦争で祭りの規模も縮小されたのでしょう。
お囃子など昼だけで夜は何も無いのでつまらない、
あなたが居ないので、祭りも昔ほど楽しみではございません
などと書かれてもいました。
峯子の町・三谷ウォーキングツアーでも、
重要ポイントとして、三谷祭りに関る神社は、ちゃんとチェックしておきました。
公式サイト「三谷祭」
予告いたしましたように、
今日からしばらく蒲郡駅北すぐの勤労福祉会館二階で、ミニミニパネル展示です。
がまごおり市民まちづくりセンターの協力をいただきまして
大場書簡を読み解く会のミニパネル展示を特設展示コーナーで開催中です。
映画「太平洋の奇跡」の武人としての大場栄とは
一味違った魅力を感じていただけるものと思います。
妻への思いやり、子煩悩な父親の栄の素顔や、
美しい日本語で夫を立て、
1人で子育てする寂しさに耐える峯子の健気さ、聡明さも
感じていただけるでしょうか?
二人のドラマティックな生涯の片鱗が見えます。
今回は、読み解く会ニュース(拡大サイズ展示用・持ち帰り用)ほか
蒲郡の店や学校(出版本に未掲載も含む)、
地名の記述された部分抜粋と、
今回初公開の
編集作業中のコピーも展示しますので、
原文と読み比べて見て解読の醍醐味もお楽しみください。
今日からしばらく蒲郡駅北すぐの勤労福祉会館二階で、ミニミニパネル展示です。
がまごおり市民まちづくりセンターの協力をいただきまして
大場書簡を読み解く会のミニパネル展示を特設展示コーナーで開催中です。
映画「太平洋の奇跡」の武人としての大場栄とは
一味違った魅力を感じていただけるものと思います。
妻への思いやり、子煩悩な父親の栄の素顔や、
美しい日本語で夫を立て、
1人で子育てする寂しさに耐える峯子の健気さ、聡明さも
感じていただけるでしょうか?
二人のドラマティックな生涯の片鱗が見えます。
今回は、読み解く会ニュース(拡大サイズ展示用・持ち帰り用)ほか
蒲郡の店や学校(出版本に未掲載も含む)、
地名の記述された部分抜粋と、
今回初公開の
編集作業中のコピーも展示しますので、
原文と読み比べて見て解読の醍醐味もお楽しみください。
もうひとつの戦火のラブレターとして紹介した
「明日からは百姓になります」が、一般紙全国版に掲載されて、
ちょっとフィーバーしています。
夏の出版したころにこのブログでも紹介、
先日日曜の蒲郡企業・団体の共同イベント「つなご縁」
のステージでもお話の際に触れましたが、
小笠原さんのお手紙は、大場栄さんも真っ青というくらいの熱烈なラブレター!!
「いとしのテルノ」と呼びかける久雄さんの優しさに溢れて
これが明日のわが命も知れずという特攻兵なのか?
と驚きます。
舞台は、「大場栄と峯子の戦火のラブレター」の時代(日中戦争)より
敗戦色の濃厚となった昭和19年夏~20年夏。
13ヶ月の間に118通という驚異的な量。
そして、極秘任務の暗号的な記述など、
読み応えのある一冊です。
このカテゴリーの記事を読む
「出版関連の話題」
「明日からは百姓になります」が、一般紙全国版に掲載されて、
ちょっとフィーバーしています。
夏の出版したころにこのブログでも紹介、
先日日曜の蒲郡企業・団体の共同イベント「つなご縁」
のステージでもお話の際に触れましたが、
小笠原さんのお手紙は、大場栄さんも真っ青というくらいの熱烈なラブレター!!
「いとしのテルノ」と呼びかける久雄さんの優しさに溢れて
これが明日のわが命も知れずという特攻兵なのか?
と驚きます。
舞台は、「大場栄と峯子の戦火のラブレター」の時代(日中戦争)より
敗戦色の濃厚となった昭和19年夏~20年夏。
13ヶ月の間に118通という驚異的な量。
そして、極秘任務の暗号的な記述など、
読み応えのある一冊です。
このカテゴリーの記事を読む
「出版関連の話題」
秋のパネル展示会は、蒲郡駅からすぐの
がまごおり市民まちづくりセンター(勤労福祉会館2階)にて
展示コーナーをいただいて10月24日から一カ月ほど展示します。
(入口入って正面の掲示板の裏側です)
スペースが少なくて、展示も
ミニミニですが、期間中、何度か入れ替えをして
たくさん見ていただけるようにしたいと思います。
市民まちづくりセンターの開館時間にご注意ください。
火曜 ~ 土曜(日・月休み)
午前10時 ~ 午後6時
蒲郡駅からもすぐですから、ついでの折に
お立ち寄りください。
がまごおり市民まちづくりセンター(勤労福祉会館2階)にて
展示コーナーをいただいて10月24日から一カ月ほど展示します。
(入口入って正面の掲示板の裏側です)
スペースが少なくて、展示も
ミニミニですが、期間中、何度か入れ替えをして
たくさん見ていただけるようにしたいと思います。
市民まちづくりセンターの開館時間にご注意ください。
火曜 ~ 土曜(日・月休み)
午前10時 ~ 午後6時
蒲郡駅からもすぐですから、ついでの折に
お立ち寄りください。
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
プロフィール
HN:
大場書簡を読み解く会
性別:
非公開
自己紹介:
2011年2月に出版。
引用文の無断コピーはご遠慮下さい。
「大場書簡を読み解く会」
senkanoloveletter@live.jp
引用文の無断コピーはご遠慮下さい。
「大場書簡を読み解く会」
senkanoloveletter@live.jp
最新記事
(11/24)
(11/23)
(10/31)
(10/22)
(06/23)
(06/08)
(09/04)
(08/10)
(07/15)
(06/11)
(05/26)
(04/26)
(02/18)
(02/12)
(01/31)
(01/23)
(01/09)
(01/05)
(01/03)
(12/27)
カテゴリー
最新コメント
[08/30 大場書簡を読み解く会]
[08/06 大場書簡を読み解く会]
[08/06 kazoz]
[05/28 大場書簡を読み解く会]
[05/24 ファン]
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(08/01)
(08/07)
(09/17)
(09/17)
(09/20)
(09/27)
(10/07)
(10/07)
(10/08)
(10/09)
(10/09)
(10/10)
(10/11)
(10/12)
(10/13)
(10/13)
(10/14)
(10/14)
(10/15)
(10/16)
アクセス解析
カウンター